フルート二重奏 あんぎゃ

越智

2020.09.05

フルートの持ち方 (右手)

みなさま、こんにちは。
今日は先日の続きとなります、フルートの持ち方(右手)です。

右手は左手ほど難しくはありません。
しかし、親指の位置や持ち方によって、右手が辛そうになっている方をよく見かけます。
右手の親指に関して、位置と持ち方のそれぞれについて書かせていただきます。

まず位置ですが、人差し指の下あたりを管に対して真下(写真1)、もしくは後ろ(写真2)にポジションを取るのが良いと思います。

真下に置くと、フルートを掴むようにして自然な構えとなります。
この置き方だと音が響くんだとおっしゃる方もいます(実際そうなのかはわかりませんが…)

それに対して、指を後ろに置く場合は、3点支持がしやすく、構えが安定しやすくなります。
ただし、この場合親指を強く押しすぎると、口元に圧力が加わるので注意が必要です。
因みにぼくは後ろ派なのですが、後ろの方が何となく指が回る気がするという気持ちだけなので、下でも後ろでもどちらでも良いと思っています。

次に、写真3のように親指を前に出して構えてらっしゃる方もいますが、これはお勧めできません。
なぜかというと、この場合持ち方が不安定になり、楽器が内に回りやすくなるからです(あと個人的には指が回りにくい気がします)

もう1つ注意したいのは、写真4のように手首が下がっているような持ち方です。

この場合、余計な筋肉を使うため指が動かしづらくなるので、ぼくは生徒さんにはこうならないようにとよく言っています。
これを避けるには、手の甲が地面に対して垂直にならないよう、手首を回すようにして上げると良いです。
このとき、同時に肘も上がってしまう方もいらっしゃいますが、肘を上げると腕の痛みや肩こりの原因にもなるので注意してください。

いろんな方を見ていますと、右手に関しては体格や手の大きさはあまり関係がないように感じられます。
持ち方や構えを見直していただくことによって、これまで悩んでいたことが解決したり、新しい発見があるかもしれません。
ご参考いただけたらうれしく思います!